ハンモックは注意欠陥の子供たちの作業療法に使用されています

ユーゲントハイム/ラインヘッセン2015年2月
私、ヘーラークリスティンは、ブログを始めてからそれほど時間が経っていないのですが、「オンラインショップ・ヘンゲマッテプンクトデーエー」でブログを担当することになりました。 そして、今やラシエスタから「私達のためにブログを書いていただけませんか?」と声をかけていただけるようになりました。ブログの第一回目のテーマを聞いた時にとても興味がわいたので、二つ返事で引き受けることにしました。そのテーマとは「注意欠陥の子供たちの作業療法にも使われるハンモック」です。私は素晴らしいテーマだと思っています。

ハンモックは作業療法において様々に利用されています。

注意欠陥または多動性障害とも言われるこの症状が注目されて、もう随分と経ちます。この症状は子供たちだけでなく大人にも見られます。今では国民病とも言われるようになりました。私が出版関係で仕事をしていたときに知り合った親御さんの中には、自分の子供が注意欠陥で悩んでいる人が多くいました。しかし、この症状はどういったものなのでしょうか?私は詳しく知るためにリサーチを始めました。

すぐに明らかになったのは、「注意欠陥には様々な予断や偏見がある」という事です。「単なる文明病、いわば現代社会の病気である」と考える人がいる一方で、「教育や躾けが原因」だと考える人もいます。しかし、事はそうではありません。この症状は私たちの神経と密接な関係があるのです。

作業療法ドットオルグは注意欠陥を次の様に説明しています。
注意欠陥の症状を持つ人の脳は、環境からの刺激をフィルターを通すことなく、つまり大切な事と大切で無い事の区別をすることなく、ダイレクトに受取ります。脳はこの刺激超過とも言える状態を十分に処理できないのです、そのため行動障害が生じるのです。これに加えて計算が不得意だったり、読書き不得意といったりという事がしばしば伴います。これらはさらなる負担となります。注意欠陥は成長につれて良くなるという事はありません、注意欠陥は大人になっても残るものなのです。

私は、「注意欠陥は一般的はどのように治療されているのか」に興味を持ちました。作業療法における特定のセラピーを通じて、この症状は十分に治療できるからです。そこでは、まず最初に運動スキルと知覚における問題が取り扱われます。保護された枠の中で患者たちは自分の体や境界といったものをより良く知ることができます。このセラピーの目的は、とりわけコミュニケーション能力や様々な運動スキルの向上です。注意欠陥を包括的に治療するために、例えば学習療法、運動遊戯療法、行動療法といった、様々なセラピーが組み合わされます。

それどころか音楽も作業療法に使用されるのです。音楽を通じて患者は自分の感情を表現したり、自分が抱えている問題をより上手く処理する事ができるのです。私は、様々な要素が絡み合っていると確信しました。

ハンモックも作業療法において注意欠陥のセラピーに使われています。その理由は、「ハンモックを使用することによって、多くの感覚システムが刺激されるから」です。この感覚システムは子供たちの集中力にとって重要なものです。もしこれらのシステムが体の中で刺激される、もしくは十分に統合することができるのならば、集中力も十分に持続して機能できるのです。

ハンモックは作業療法に使用されています。

注意欠陥の子供達に「ハンモックを使った作業療法が効果的」と実証されたので、私たちラシエスタは研究調査を依頼しました。ハンモックが作業療法にきちんと利用されたら、私達ラシエスタは注意欠陥の子供たちに手助けができるのです。私、個人はこの事は本当に素晴らしい事だと思います。私達は作業療法の学生であるマラ ロッダーに依頼しました。彼女は注意欠陥の症状を改善するのにあたって、ハンモックが重要な役割を担っている事を証明しようとしました。

どのようにして、彼女はこのテーマに出会ったのでしょうか?彼女はこのテーマで学士論文を書いていたのです。それに加えて、彼女は「子供や人の役に立てる事」をしたかったそうです。

多くの子供たちはハンモックで遊ぶのが大好き!

私は「ハンモックと作業療法についての関係がどのようなものか」を調べ始めました。「ハンモックを使う事によって生じる刺激が感覚システムを刺激する」という事はすでに証明されています。しかしながら作業療法や個々のセラピーにおいて、「ハンモックが注意欠陥の症状を改善するという事を具体的に言及した研究」は未だにありません。しかし、それでも作業療法士は経験上、ハンモックが効果的だということは知っています。これは作業療法はまだ学術的には研究され尽くしていないということです。マラ ロッダーも「研究はまだ始まったばかりだ」と考えています。作業療法士は効果性を分かってはいるのですが、学術論文などはっきりとした形ではまだ研究されていないのです。

しかし実際は、ほとんど全ての作業療法士は「ハンモックが注意欠陥の療法に効果的だ」と言っています。ただ残念ながら、これまで学術的にはまだ証明されてはいないのです。「ハンモック」という研究テーマは、今日でもきちんと取り扱われていないのです。この領域にはまだいくつかの研究する余地が残っています、すぐにでも研究されなければならないのです。このような事を変える時がまさに今なのです!

私たちは、「ハンモックが注意欠陥の子供たちの療法に使用されるべきだという事」、そして「子供たちは遠慮せず安心して手足をバタバタさせて良いのだという事」を信じて疑いません。ハンモックで子供達は誰からも文句を言われずはしゃいで、遊びを通じて様々な練習に取り組めるのです。

ハンモックの中ではしゃぐのは楽しいよ!

この研究のおかけで私達は、ハンモックが注意欠陥のセラピーにおいて効果的であるということが分かりました。

出典:
ergotherapie.org / krankheitsbild-adhs
ergotherapie.org  / adhs


注意欠陥についてもっと知りたい方はこちらのビデオをご覧ください。

次回は「どのようにこの研究が行われたのか」をご紹介します。

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